いつものビールを、もう一杯。

昔からファッションには無頓着で、着る服もこだわりが無く、２０代は「イトーヨーカドー」、３０代で「ユニクロ」、４０代になったら「しまむら」。安い服を求めて買っていました。
それがこだわりと言えばそうなのかもしれませんが、そのおかげでファッションセンスと言ううモノを身に付けることが出来ませんでした。
タンスに入っている服をテキトーに出して、テキトーに着て出掛けるのですが、他人からどう見られてるかは気になりません。
センスが無いからしょうがないのです。

ヘアースタイルも気にならず、寝癖のまま出掛けてしまうこともあるのですが、美容室や洒落た理容室には行った事が無く、地元の床屋さんに行くことが多いのです。
ただ、髪型を「こーしてください、あーしてください」と言う勇気もなくて、年齢相応の髪型に仕上がります。

４０代も後半に入っている現在も、幸い頭髪の隙間から地肌が見える現象、つまり「ハゲ」ではないので、髪形でオシャレをする余地はまだあるのです。

普段ジーパンしか履かず、シャツなども年齢に合わないカジュアルなものを着ているので、髪型だけオジサンにすると、サラリーマンの日曜日のお出掛けスタイルになってしまう。なんとなく避けたいので何年も前から髪を自分で切ったりしています。もちろん美容師でもない俺が切るのでカッコいい髪型になるわけではないのですが、おじさん風カットは避けられるのです。
自分で髪を切るのは年に１，２回くらいですが、初めて切ったのが高校の頃なので、キャリアは相当なものです。
周りの人には余程の失敗が無い限り自分で切ったのはばれません。


自宅の床屋は浴室です。
切った髪を集めてポイするための必需品